最悪の候補者同士による最低のアメリカ大統領選挙が実質終わりました。私の予想通りトランプ氏がかなりの差を以て当選しました。
マスメディアによる事前の世論調査ではトランプ氏とハリス氏の差は僅差と見られていましたが、実は事前調査時点から差が在ったのでは無いかと考えます。マスコミはインテリ層により作られており、インテリ層はトランプ氏のような人間を毛嫌いしますから、報道にもハリス氏よりにバイアスが掛かっていたのでは無いかと思います。
従来アメリカの大統領はしかるべき政治教育を受けて来たインテリ層が務めて来ました。以前に書いたように、このようなインテリ階層は決して本音を漏らさない。建前で固められて本音を引き出すことは不可能と思っていましたが、今回日本の政治屋のように本音丸出しの人間が再び大統領を務める事に成りました。
アメリカの有権者も訳の分からん建前を振りかざすだけで、ちっとも生活が楽にならないインテリ政治家より、分かりやすい本音丸出しの男に引かれたという事でしょうか。以前なら本音丸出し、大ぼら吹き、女性問題のある人間は軽蔑されていたものですが・・
4年前のバイデン氏の勝利でアメリカの理性が瀬戸際で踏み止まった感がありましたが、今回それも絶たれた感が在ります。アメリカは何処に向かって行くのでしょうか?