危機管理が全く出来ない日本企業

又ヤラカシテくれました。中井氏とフジテレビ女性アナウンサーとの問題でのフジテレビ社長の下手な会見で、問題の鎮静化どころか逆に問題を大きくしてしまった。以前記者の前で「自分は寝ていないんだ!」と、大声を上げて火に油を注いだ経営者が居たが、日本の会社は危機に対する対応が全く下手だ。

会社の危機とは、会社自体が犯した不正行為、社員のスキャンダルに留まらず、火災、台風、地震災害などもある。先の東日本大震災の時も東電の下手な対応で甚大な原子力被害を周囲に与えてしまった。私も以前の会社で非常時対応チームに属していた事があり、その経験に基づいて小説『クリーンルームの暗殺者』を書いた次第であるが、非常時対応教育の初心者でも呆れるほどの酷い対応であった。

今回中井氏と被害女性の間では示談が成立しているとの話だが、事件の詳細は判らないが、”不同意性交”や”暴行”なら、刑法犯であり当事者同士での示談が成立していても、罪そのものが消しゴムで消す様に消えるものでは無い(示談により罰が軽減されることはあり得る)。検察が捜査に動いているのか情報が上がって来ないのも不思議だ。。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です