見捨てられたラストベルトに見捨てられた大統領

自らのブログ立ち上げ早々2週間ほど都合により新規書き込みが出来ない状態でした。第1回書き込みで米国の大統領選挙について予想をしたが、大きく外れる結果となってしまった。

バイデンとトランプの得票差は僅差となりトランプの逆転もあると予想していたが、これほど大きな差が付くとは予想外であった。もっともトランプも再選されても不思議では無いほどの得票数を得ていたが、民主党支持者とトランプ再選を嫌悪する票が大幅に上回ったと云うことであろう。前回トランプ支持に回ったラストベルト諸州がバイデン支持に回ったり、従来共和党が優位を占めていた南部諸州も落としたことが大きかった。前回の選挙では米国の産業空洞化により見捨てられたラストベルトの住民の期待感により大統領に就任できたが、任期中に有効な改善策を打てず、結局見捨てられた住民からも見捨てられたと云う所か・・ただ今回の結果で米国の将来に少し安心することが出来た-と言うのも米国の不安定性は世界の不安定に繋がり日本としても人ごとでは無いわけである。前回トランプが当選した時、米国の終わりへのカウントダウンが始まったと心配したが、これで少し破滅へのタイマーが巻き戻された感はある。当初悲観的に感じていた米国民の善良な意識も未だ未だ捨てたものでは無かった。

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