小池百合子と酸素ステーション

今日から東京で酸素ステーションが稼働を始めるようです。ところで、小池知事は酸素ステーションを車のガスステーションのように考えているのではないでしょうか?自宅療養中の呼吸困難な人に酸素を吸わせたら、また自宅に戻すなど、まるで自動車にガソリンを満タンにしたら、ハイ次の車と言うように感じられます。

そもそも酸素吸入は肺炎が進行して、通常の呼吸では体内に酸素を取り込めなくなった患者に高濃度の酸素を供給して血中酸素濃維持維持するための手段であって、酸素吸入すれば肺炎が完治する訳ではありません。肺の中に酸素を満タンにすれば、ハイ次の人と言う訳には行かないのです。従って、重度の肺炎患者は病状が改善するまで酸素ステーションに長期留まる事になり、たちまち、酸素ステーションも満床となるでしょう。

ロックダウンは対策にはならない

コロナ蔓延の渦中において、各地方自治体の長からロックダウンを求める声が大きくなっている。しかし、ロックダウンを実施しても感染者を自宅に封じ込めるだけで根本的解決にはならない。医療体制を1000年前に戻すだけのようなものだ。根本的解決のためには全ての感染者の治療を行わなければならない。

私は自宅療養など治療でも何でも無く、単なる医療放棄としか思っていないが、百歩譲って自宅療養とするにしても、発症後直ちに最低1日は入院させて、抗体カクテルの点滴投与と経過観察する施設が必要と思う。点滴終了後医師の判断で自宅に戻すようにすれば良い。

そのためには、そして、限られた医療資源を効率的に使うためには、各地のコンベンションセンターなど大規模施設を野戦病院として使うしか無い。それは、政府や自治体の長が命令を発するしか出来ない。

日本人は従順であるから、最初の頃は国の方針に従って外出抑制し、諸外国に比べて低い感染者で押さえていたが、この結果に気を良くした国は、人流さえ抑制すれば良いんだと、その間に何ら有効な対策を講じてこなかった。今又ロックダウンを国民に押し付け無策のまま凌ごうとしている。

爆発的感染者の増大の前の既に遅すぎるかも知れないが、直ちに野戦病院の開設を期待する。

カブール陥落 -いつか見た景色

アフガニスタンの首都カブールの空港に国外脱出をはかる人々が押し寄せる光景がテレビで報道されています。この報道にサイゴン(現ホーチミン市)陥落の様子を思い出さずにいられません。

米国政府のバックアップで南ベトナムに政権をつくり、米軍(韓国軍等も含む)を駐留させたが、あまりの戦死者の数に手を引いた途端、あっさりと政権が崩壊してしまった。この景色は今回のアフガニスタンの状況に重なると思います。

米国政府は自分達が後押しして政権をつくれば自由で民主的な国家が創れると楽観的に考えているようですが、過去の経験から何も学習していない。

ベトナム戦争ではその後ボートピープルと呼ばれる国外脱出をはかる多数の難民がでていますが、果たして今回は?そしてその難民を受け入れる国は在るでしょうか?

自宅療養で東京は壊滅する

ここの所、オリンピックの日本選手の大活躍でテレビの前に釘付けとなってしまい、色々書きたい事は在ったのですが、サボっていました。一時期は金メダル30個を超えるのでは無いかと予想する勢いでしたが、有力種目で外国人選手からの研究も進みメダルに届かなかったのは残念ですが、参加国中、堂々の第三位であり、日本選手団の検討を称えたいと思います。

本題に戻って・・

いやはや、夜も寝ないで考えた(かも知れない)対策がこれですか?中等症までのコロナ患者まで含めて自宅療養とは・・そもそも自宅療養とは治療でも何でも無い単なる医療放棄に他ならない。

いま猖獗を極めているデルタ株はこれまでの主流で在ったアルファ株に比べて感染力が非常に強い。海外では感染者とすれ違っただけで感染したと言う報告もあります。従って一人住まいの軽症・無症状者が生活必需品を求めて、やむなく外出したりすれば、感染を拡大する恐れがあるし、設備の整っていない家庭内では家族に感染させる恐れは多分にあり、またその家族が外で第三者に感染させる・・一人のデルタ株保菌者は平均9.5人に感染させると言う報告も在り、一人が9.5人に感染させ、またその一人が9.5人に感染させるとすれば、早晩東京の全人口は、いや日本の全人口はコロナ感染者で埋め尽くされることになります。やはり、軽症・無症状であっても完全に治癒するまではバブルの中に閉じ込めなければならない。

前回のコラムでも述べた様に、これはコロナウィルスとの戦争です。戦争では最も忌むべき事は兵力の分散です。医療資源は集中させなければならない。今やっている自宅療養やホテル療養は医療資源の分散にしかならない。戦争では野戦病院が開設される事がありますが、例えば幕張メッセには展示ホールが11在り、例の段ボールベッドを敷き詰めれば、1ホール当たり1000人程度の受入は可能と思います。また幕張メッセではホール1~8と9~11は物理的に離れておりウィルスの菌種毎に患者を分離する事は容易と思います(これはビッグサイトや他の大型展示場でも同じと思います)。軽症・無症状であっても感染が確認された場合、直ちに受け入れ、体内からウィルスが消滅するまで滞在して頂く。

しかし、幕張メッセ程の収容力があっても、現在の自宅療養者を受け入れれば、たちまちキャパオーバーになってしまう。ビックサイトやパシフィコ横浜など首都圏の大型施設を総動員しなければならないでしょう。

これらは監獄では無く、宿泊療養施設ですから患者の自由は最大限尊重されなければならない。バブルの外に出る事は厳禁としても、施設の通信設備を利用してテレワークの施設を設けたり、娯楽施設を設ける必要はあるでしょう。数千人から1万人を超える患者に1日3食を供給する訳ですから、飲食店の協力も必要となるでしょう。これは現在経営不振に喘ぐ飲食店にとっても利益になると思います。例えば100の飲食店が参加すれば、患者も治療が終了するまで毎日違った味覚が味わえ、食べ飽きることも無いでしょう。

新型コロナ新規感染者が予想を超えて増加しています

連日の日本選手の大活躍でテレビのオリンピック中継から目が離せない昨今ですが、その裏では新型コロナの新規感染者が爆発的に増加しているようです。オリンピック開幕前の予想でも7月末に3000人との予想が出ていましたが、第四波の時より増加速度が速く、予想以上の感染者が出ております。

これに対して政府の危機感は非常に薄いように感じられます。今こそ夜も寝ずに対策を考えるべき時ではないでしょうか。

なお『東京で新型コロナウィルスの新規陽性判明者が2000名を超えました』への投稿は情報が非常に古くなってしまったため修了したいと思います。

カブト虫

近頃は、限りなく人災の熱海の土砂災害や西村大臣の悪代官ぶり等、腹の立つ話題ばかりです。オリンピックも無観客となり当選していたキップも無効となりました・・・(;´Д`)とほほ。

そこで今回は話題を代えてカブト虫の話にしたいと思います。去年の夏にカブト虫を飼い始め、面白半分に雄一匹と雌五匹のハーレム状態で虫かごの中に入れておいたら、お父さん頑張って60匹(カブト虫の場合”匹”では無く”頭”と呼ぶそうですが・・)の幼虫をつくってしまいました。

去年の秋口のカブト虫の幼虫です。食欲旺盛です。

今年の7月初め、蛹となりました。蛹と言っても激しく身体を動かすのですね・・

最近脱皮して成虫のカブト虫となりました。

カブト虫の頭の抜け殻です。

半分の30頭はご近所に上げたのですが、まだまだ引き取り手の無いカブト虫でウジャウジャ状態です。カブト虫の飼育は初めての経験でしたが、概ね旨く行ったとおもいます。

万年カレンダーを作ってみました

万年カレンダーを作ってみました。Excel 2019で製作しております。Excel 2013などでも動作すると思いますが、元号が正しく表示されるか不明です。これより古いExcelのバージョンやMicroSoft社以外のOffice互換ソフトで動作するかは判りません。

Excelの関数のみを使用してマクロは使用しておりません。従ってマクロウィルスの心配は在りませんが、第三者経由では汚染されている恐れがあるため、必ず下記からダウンロードして下さい。(ファイル容量は28kB以下です)

万年カレンダーのダウンロード →  ココをクリック 

(開いたページのアンダーライン付きのPerpetual Calendarをクリック)

万年カレンダーの使い方 → ココをクリック

ディホルトでは土日を休日としておりますが、これ以外が休日の場合はご相談下さい。学生さんなどで休日が1ヶ月以上ある方はExcelの図形挿入メニューで貼り付けるなりして、各自で対応して下さい。(私も年金生活者で毎日が休日です (´_`)トホホ )

バグを見つけたらご連絡下さい。

UFO?

昨日のMr.サンデーで米国でUFO報道を特集していて興味深かった。世界的にUFOの目撃情報が氾濫するのは、1947年に米国人実業家のケネス・アーノルドがレーニア山上空を自家用機で飛行中に奇妙な飛行物体を発見し、新聞に報道された事が発端となる。それ以降、私も見た、僕も見たとの目撃情報が世界中から寄せられる事になるが、その目撃例は判で押したように円盤型の飛行物体であった。しかし、ケネス・アーノルド自身が語っている未確認飛行物体の形状は靴の踵の様な形だったと述べており、その飛行する様子が、一般の飛行機と全く違って、お皿を投げた時の様なフワフアした様子であったので、「Flying Saucer (空飛ぶお皿)」として報道されたものが、何時の間にかSaucer=円盤と解釈され一人歩きを始めることとなった。従って、ケネス・アーノルド事件以降の円盤型飛行物体の報告は怪しい。

世に報告されているUFO目撃情報は、シックス・シグマ( これを外れる確率は百万分の3)以上の確率でガセネタだと思う。しかし、非常に希少ではあるが、真実だとしか思えない事例がある。そして、それらは工学的常識や物理法則を無視したような飛行形態を取る。現在の人類には全く不可能な技術である。確たる証拠は無いがUFO=Alien Aircraftと考える人は多い。それが異星人の技術だとすれば、人類との技術力の差は余りにも懸け離れていて、その様な異星人が地球を訪れることは、黒船来航など比較にならない程の危機だと言える。

以前より公式にアメリカ政府がUFO情報を公開するとの予測があったが、それが、何時どのような形でなされるのか?いずれにしても時間の問題だと思う。

*余談で在るが、映画などでは異星人とのファーストコンタクトにおいて意思疎通に苦労する設定が多いが、私はこの様な問題は無いと考える。実際に異星人が地球にやって来る以前には地球の周辺に観察装置を配置するのが当然と思われるが、地球から漏れ出すテレビ電波や通信などの微弱信号をこれらの観測装置は捉え、その規則性を解析している可能性はある。これらの解析情報に基づき地球の言語を自動的に翻訳する機器を開発済みかも知れない。「相棒」や「ドクターX」の様なテレビドラマも見ているかも知れない。

いずれにしてもUFO問題は非常に興味深い問題であるので、機会が在ればまたコメントしていきたい。

’ことだま’の国のオリンピック

古代より日本人は言葉には霊的な力がこもると信じられていて、言挙げ-明確に発言するとそれが現実になると信じられていた。一般に日本人は無宗教と思われているが、とんでも無い間違いで、この言葉の霊力(言霊 ことだま)は現在でも日本人の深層心理を骨がらみに呪縛している。例えば、結婚式で「切れる」「分かれる分かれる」等は忌み言葉とされているし、外国人と比べて、公の場で明確に言葉を述べる事は苦手である。

古い時代には為政者は、国家の安寧を祈願して盛んに目出度い言葉を含む和歌を詠んだものであり、ざっくり言ってしまえば、それが為政者の仕事であった。今回の東京オリンピックに当たって、大会関係者は「安心、安全」を繰り返して唱えるだけで、「安心、安全」だけ口にしていれば本当に安心安全になると思っているかの様である。言祝ぎの言葉を込めて盛んに和歌を詠み飛ばした平安貴族を思い起こさせる。結婚式で花嫁花婿が「幸せになります」と何度も口にしても、幸せになるための努力をしなければ、ちっとも幸せに成らないように、いくら「安心、安全」を口にしても具体的努力をしなければ、安心安全は担保出来ない。

医療崩壊に直面している日本で大会に伴って入国する外国人に発症者が出た場合どう対応するのか?各国から種々のウィルスが持ち込まれる結果として、イギリス型でもインド型でも無いオリンピック型とでも言うような変異ウィルスが出現したらどう対応するのか?等々最悪の事態を想定して対策を打っておくのが責任者の役割である。

しかし、この最悪の事態を想定する事は、それを口にする事がはばかられる言霊の国では困難である。日本の某大企業で原子力分野を担当していた大前研一氏は、原発の全電源喪失の可能性を危惧していたが、全電源喪失と言う身の毛もよだつような恐ろしい事態は口にしたく無い原発推進者達は、「原発は絶対安全」と唱えていれば本当に安全だと信じ込んで何の対応策も準備しておかず、結果として福島の原発で身の毛もよだつような恐ろしい事態が現実と成ってしまった。私も会社勤めの頃、不測の事態への対応を上司に進言した事があるが、「お前はそんな事が起これば良いと思っているのか!」と逆ギレされ、それ以来そのような進言はしなくなった経験がある。事の大小は別として、事前の対策と準備をしていなければ、いざそれが現実と成った時、見当違いの対応に成ったりして、迅速で効果的な行動を起こす事は出来ない。

色々な危惧は在るが、このまま東京オリンピックは無事に開催され何事も無く終わるかも知れない。しかしそれは、関係者が「安心、安全」を何度も唱えた結果では無く、単に運が良かっただけだと言う事は確かであろう。