最近ウレタンマスクだとか不織布マスクだとか喧(かまびす)しい。しかしコロナウィルスが蔓延している環境下では無く、互いにウィルスを保有していない人達がマスクをして向かい合っている光景は滑稽にしか見えない。
何故このような漫画のような状況が発生するかと言うと、互いにウィルスを保有しているかも知れないと疑心暗鬼になっているからだ。それでは何故疑心暗鬼になるかと言えば検査により陰性であることが医学的に証明されていないからだ。全員に検査を実施しウィルス保有者と非保有者を明確にし、何らかの形で保有者の行動を制限できれば、飲食店も時間短縮して営業する必要も無く経済活動も従来通り出来るはずだ。
感染初期には検査をしても体内のウィルス数が少なく陽性と判定されない可能性がある-と、言われる方もいるで在ろうが、それでは定期的間隔で月に5回検査をする-と、したらどうだろう?これだけ頻繁に検査を受けて全て陰性であれば、その人がそれまで通りの生活を続ける限り、周囲に感染者が出るとか何かこれまでに無い活動をするとかが無ければ今後も感染する可能性は低いと考えられるのでは無いだろうか?1回の検査コストを2,000円に出来るとすれば、月に1万円であり、多くの日本人の労働生産性は1日1万円以上あるはずであり、ペイ出来ないコストでは無いだろう。そして無保菌者にはどんどん働いて貰ってGDPに寄与して貰えば良い。また本人も気付かない内に感染し無症状のまま自然治癒した人もいるだろう。感染したが後遺症も無く完全治癒した人もいるだろう。このような人たちはワクチンを接種した場合と同様の免疫を獲得しているのではないか?このような人たちもどんどん働いて貰って良い。
ワクチンの接種が始まろうとしている。ワクチンは予防薬であり、治療薬では無い。しかし、このウィルスのやっかいなところは保菌者であるが無症状の人がいるということだ。そして無症状でも人に感染させる力が非情に強いというところだ。果たして、無症状感染者にワクチンを接種して意味があるのだろうか?やはり、ワクチン接種と事前検査はペアでないと意味が無いのでは無かろうか?
昨年はじめ新型コロナウイルスが蔓延しだした時WHOのテドロス事務局長は「このウィルスに対しては検査だ!検査だ!」と連呼していたと思うが、現状は進んでいる様に見えない。