森喜朗失言 本音丸出しの日本の政治家

日本人は本音と建前を使い分けるという。しかし、私に言わせれば丸出しの本音の上に申し訳程度の建前が載っている位にしか見えない。一方西欧人-特にWASPと呼ばれる米国の政財界を牛耳っているような人は絶対に本音を口にしない。あたかも建前で発言している事が本音であるかのように聞こえてしまう。彼らは若い時から討論の練習を積み建前論を駆使する技術を身につけているからだ。

一方日本の政治家は建前論を使うことが苦手である。日本では’腹を割って話し合う’と云う言葉もあり本音で話を出来ることが大物の象徴の様に見られている。しかし、今は時代が違う。グローバルスタンダードの世界では本音丸出しの人間は軽蔑され相手にされない。大物ぶって本音を口にして失脚する政治家の何と多いことか。

公の場で建前を駆逐できる本音など在る筈が無い。しかし、深層心理では本音を押さえ込める建前など無いのも事実である。だから素顔の見えないインターネットの世界では剥き出しの本音が跋扈することになる。

四角四面は豆腐屋の娘、色は白いが水臭い

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