昨日のMr.サンデーで米国でUFO報道を特集していて興味深かった。世界的にUFOの目撃情報が氾濫するのは、1947年に米国人実業家のケネス・アーノルドがレーニア山上空を自家用機で飛行中に奇妙な飛行物体を発見し、新聞に報道された事が発端となる。それ以降、私も見た、僕も見たとの目撃情報が世界中から寄せられる事になるが、その目撃例は判で押したように円盤型の飛行物体であった。しかし、ケネス・アーノルド自身が語っている未確認飛行物体の形状は靴の踵の様な形だったと述べており、その飛行する様子が、一般の飛行機と全く違って、お皿を投げた時の様なフワフアした様子であったので、「Flying Saucer (空飛ぶお皿)」として報道されたものが、何時の間にかSaucer=円盤と解釈され一人歩きを始めることとなった。従って、ケネス・アーノルド事件以降の円盤型飛行物体の報告は怪しい。
世に報告されているUFO目撃情報は、シックス・シグマ(6σ これを外れる確率は百万分の3)以上の確率でガセネタだと思う。しかし、非常に希少ではあるが、真実だとしか思えない事例がある。そして、それらは工学的常識や物理法則を無視したような飛行形態を取る。現在の人類には全く不可能な技術である。確たる証拠は無いがUFO=Alien Aircraftと考える人は多い。それが異星人の技術だとすれば、人類との技術力の差は余りにも懸け離れていて、その様な異星人が地球を訪れることは、黒船来航など比較にならない程の危機だと言える。
以前より公式にアメリカ政府がUFO情報を公開するとの予測があったが、それが、何時どのような形でなされるのか?いずれにしても時間の問題だと思う。
*余談で在るが、映画などでは異星人とのファーストコンタクトにおいて意思疎通に苦労する設定が多いが、私はこの様な問題は無いと考える。実際に異星人が地球にやって来る以前には地球の周辺に観察装置を配置するのが当然と思われるが、地球から漏れ出すテレビ電波や通信などの微弱信号をこれらの観測装置は捉え、その規則性を解析している可能性はある。これらの解析情報に基づき地球の言語を自動的に翻訳する機器を開発済みかも知れない。「相棒」や「ドクターX」の様なテレビドラマも見ているかも知れない。
いずれにしてもUFO問題は非常に興味深い問題であるので、機会が在ればまたコメントしていきたい。