ロックダウンは対策にはならない

コロナ蔓延の渦中において、各地方自治体の長からロックダウンを求める声が大きくなっている。しかし、ロックダウンを実施しても感染者を自宅に封じ込めるだけで根本的解決にはならない。医療体制を1000年前に戻すだけのようなものだ。根本的解決のためには全ての感染者の治療を行わなければならない。

私は自宅療養など治療でも何でも無く、単なる医療放棄としか思っていないが、百歩譲って自宅療養とするにしても、発症後直ちに最低1日は入院させて、抗体カクテルの点滴投与と経過観察する施設が必要と思う。点滴終了後医師の判断で自宅に戻すようにすれば良い。

そのためには、そして、限られた医療資源を効率的に使うためには、各地のコンベンションセンターなど大規模施設を野戦病院として使うしか無い。それは、政府や自治体の長が命令を発するしか出来ない。

日本人は従順であるから、最初の頃は国の方針に従って外出抑制し、諸外国に比べて低い感染者で押さえていたが、この結果に気を良くした国は、人流さえ抑制すれば良いんだと、その間に何ら有効な対策を講じてこなかった。今又ロックダウンを国民に押し付け無策のまま凌ごうとしている。

爆発的感染者の増大の前の既に遅すぎるかも知れないが、直ちに野戦病院の開設を期待する。

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