今日は成人の日ということで、本日から大人の仲間入りされた皆様おめでとうございます。
私くらいの歳の人にとっては、自分達の若い頃と比べて、その生活パターンや言動の違いを見て「近頃の若い者は・・」と鼻白むことも多いのではないかと思いますが、少し以前にあった事を思い出しました。
あれは、コスプレというのが流行り出した頃ですが、我が家は江戸時代から続く古いお寺の参道に面しているのですが、その参道に異様な風体をした若者が何人もたむろしている。女房も気味悪がっている様子でしたが、その若者たちに「今日は何かあったのですか?」と、問いかけました。その時の若者の答えに深く感銘を覚えました。
「こんな格好で驚かれたでしょうが、私たちは市の商工会議所主催のコスプレ大会に参加していて、市内の名所を回っているんです。」と、ほほ笑んでパンフレット見せてくれた。「私たちはコスプレ大会に参加しているのです」と、応えれば一応、問い掛けに対する回答になっています。また「自分達で楽しくやっているのに、ウザい親爺が声かけて来るんじゃねぇーや!」と、無視するのも予想される対応でした。しかし、この若者の自分達の恰好が相手を驚かせているのでは無いかと思う気遣い、丁寧な説明、まさに100点満点に花丸を付けて返してあげたい見事な受け答えでした。
私たちの頃より青春を謳歌しつつも相手に対する気遣いの優しい心も忘れない若者の姿に、まだまだ日本も捨てたものでは無いと、日本の将来に期待を持ったものでした。
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