続くジェノサイド 5月9日でも侵略は終わらない

まるでSF映画の宇宙人の侵略のようだ。ロシア軍によるウクライナの侵略をニュースで見るとそう感じる。そこには人間性の一片も感じられない無差別の破壊と殺戮しか無い。

おそらく、ウクライナ住民を残したまま町を占領しても住民による厄介なレジスタンス活動が起きることを予想して、あらかじめ住民を虐殺するか、親ロシアか否かを選別してシベリアや極東に移送することにより、ロシア軍にとって無害な親ロシア派住民だけを残して、後はロシア本国からロシア人を入植させる計画なのではないかと予想される。

5月9日の対ナチスドイツ戦勝記念日で何らかのメッセージがプーチンにより発せられると思うが、拡大した戦線は5月9日でも停戦状態になるとは思えない。更にウクライナに隣接するモルドバでも焦臭くなってきた。脆弱なモルドバを占領し、此処を策源地としてウクライナ西部に攻め込み、ヨーロッパからの補給を絶つこと計画しているのでは無いだろうか?

戦前の日本軍が、蒋介石の指揮する中華民国を屈服させるため、中華民国への米英からの補給路であった仏印に進駐し(これが米国の対日参戦を決意させた)て中国を包囲し、新たな援蒋ルートを絶つために中国に接するビルマ(現ミャンマー)に侵攻した経緯を思い起こさせる。結局日本軍の野望はインパールのジャングルで潰えたのであるが、プーチンの野望は何処で潰えるのであろうか?

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